大成有楽不動産販売の「リースバックサービス」を検討しているけど、「会社は信用できるの?」「リースバックの商品は良いの?」と悩まれている方も多いのではないでしょうか。
今回は、現役でリースバック取引に携わっている私が、会社の信頼性・商品の特徴について客観的な視点で分かり易く解説していきます。
- 大成有楽不動産販売について知ることができる。
- 大成有楽不動産販売の「リースバックサービス」について知ることができる。
大成有楽不動産販売の「リースバックサービス」のおすすめ度recommendation
評価項目 | 評価 |
---|---|
売買金額 重要 | |
家 賃 重要 | |
対応エリア | |
会社規模 | |
付加サービス |
リースバックとは・・
リースバックとは自宅の所有者が、自宅を売却した後もそのまま住み続けることができる売却方法です。リースバックは昔からはある取引手法ですが、2010年代後半から多くの大手企業が取り組み始めています。
リースバックの仕組み
リースバックの仕組みや普通賃貸借契約と定期賃貸借契約の違い、リースバックでの売買価格・家賃の相場について等、より詳しい情報については、以下をご覧下さい。
大成有楽不動産販売はこんな会社
会社概要
項目 | 説明 |
---|---|
会社名 | 大成有楽不動産販売 |
本社 | 東京都 |
会社設立 | 1986年1月 |
上場の有無 | 非上場 |
資本金 | 500,000,000円(5憶)※親会社の大成有楽不動産は100憶 |
主な事業 | 不動産売買仲介・買取事業 |
主な事業所 | 東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県・大阪府 |
実績・その他 | 首都圏に34店舗有・大成建設グループ |
主な事業内容
大成有楽不動産販売は1986年に設立されました。
大手ゼネコンである大成建設のグループ会社です。東京が本社で関東一都3県で事業を行っており、売買仲介店舗は首都圏に34店舗(2022年12月)展開しています。
大成有楽不動産のワンストップソリューション
不動産売買仲介業務を中心に7つの事業を展開しており、住宅に関するワンストップを目指した企業となっています。自社売主で一戸建ての分譲や親会社である大成有楽不動産の新築マンションの販売代理も行っています。
大成有楽不動産販売でのリースバックの位置づけとしては、不動産売買仲介・買取事業となります。
- 不動産仲介・買取事業
- 新築マンションの販売代理事業
- 賃貸管理事業・資産活用事業
- 戸建分譲事業
- リフォーム事業
- 不動産ソリューション事業
- 保険代理事業
大成有楽不動産販売の「リースバックサービス」商品概要
首都圏エリアで34店舗を展開しており、同エリアにおいてはリースバックを含めた総合的な提案ができるものの、やはり取扱エリアが限定的です。
リースバックについては、多くの大手リースバック会社が参入し商品も多様化している中、大成有楽不動産販売の商品は全体的に特色や付帯サービスが少ないと言えます。
項目 | 説明 |
---|---|
取扱エリア | 東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県・大阪府 |
取扱種別 | マンション(昭和56年6月1日以降の建築確認所得物件) 戸建て(再建築が可能な物件) |
賃貸借契約方式 | 定期賃貸借契約・普通賃貸借契約 |
事務手数料の有無 | 無し |
査定日数 | ー |
決済までの必要日数 | ー |
買戻し | ー |
商品の特徴① | 首都圏での仲介取引実績に基づく適正な査定 |
商品の特徴② | 定期借家契約がメイン |
商品の特徴③ | ー |
対応エリア
対応エリアは大成有楽不動産販売の売買仲介店舗がある東京1都3県となっています。
大成有楽不動産販売 リースバック対応エリア
大成有楽不動産販売の「リースバックサービス」対象3つの基準
大成有楽不動産販売のリースバックを利用する際は以下の条件に当てはまる必要があります。いずれの条件も、リースバック終了後に転売ができる物件かどうかという点が判断基準となっています。
築年数等
マンション:昭和56年6月1日以降の建築確認取得物件。いわゆる新耐震基準。
一戸建て:築年数の制限はありませんが、再建築が可能であることが条件となっています。※リースバック終了後は更地にして土地を売却又は新築戸建てを建て売却を想定しているため。
広さ
マンション:専有面積が40㎡以上(壁芯)
一戸建て:80㎡以上の建物が再建築可能であること。
駅距離
マンション:駅徒歩15分以内程度
一戸建て:駅徒歩15分以内程度
大成有楽不動産販売の「リースバックサービス」ここがすごい!
売買仲介会社がホームページ等でリースバックを謳っていることはありますが、実際は自社買主ではなく提携会社を紹介する仲介業務が一般的となっています。
一方、大成有楽不動産販売のリースバックサービスは、売買仲介会社でありながら自社が買主でリースバックの提案が出来る点です。大成有楽不動産販売との直接取引の場合には、仲介手数料が発生しません。
以下は、大手系売買仲介会社が自社買主としてリースバックが可能かどうかの一覧表となります。
大手売買仲介不動産会社 | 買主としてリースバックが可能か |
---|---|
大京穴吹不動産 | 定期借家のみ |
長谷工リアルエステート | |
大成有楽不動産販売 | 定期借家・普通借家 |
住友不動産 | |
三井不動産リアルティ | |
東急リバブル | |
野村不動産ソリューションズ | |
三井住友トラスト不動産 | |
三菱UFJ不動産販売 | |
みずほ不動産販売 |
通常の売却とリースバックを比べながら相談できる
大成有楽不動産販売にリースバックを相談するメリットとしては、通常売却にするかリースバックにするか悩んでいる場合に中立的なアドバイスを受けられる点です。
一般的に自宅を高く売却したい場合には、リースバックではなく通常売却の方選んだ方が良いと言えます。理由はリースバックは住み続けられる代わりに、通常売却よりも安い売却金額となるからです。
検討者は、リースバックと通常売却のメリット・デメリットを比べながら検討しますが、不動産の専門知識が必要な場合もあります。
大成有楽不動産販売であれば、通常売却・リースバックどちらにも対応できるため中立的な立場でアドバイスをすることが出来ます。
通常は、リースバック会社に相談するとリースバックを勧められ、売買仲介会社に相談すると通常売却を勧められることが多いぞ
両方自社で対応できるからこそ、中立的な立場でアドバイスが出来るんですね!
同じように自社でリースバックを行っている会社として、大京穴吹不動産があります。
順位(高く売れる順) | 売却方法 | 売却金額目安 |
---|---|---|
1位 | 通常売却(3か月~6カ月) | 相場の100~110% |
2位 | 通常売却(3か月以内) | 相場の100%前後 |
3位 | 通常買取 | 相場の75%~90%前後 |
4位 | リースバック(定期借家1年~2年) | 相場の75%~80%前後 |
5位 | リースバック(定期借家2年~5年) | 相場の75%前後 |
6位 | リースバック(普通借家契約) | 相場の70%前後 |
大成有楽不動産販売の「リースバックサービス」を利用するメリット・デメリット
大成有楽不動産販売のリースバックのメリット・デメリットは以下の通りです。
首都圏に限定した店舗展開を行っていることは、メリットにもデメリットにもなりますが、該当エリアに住んでいる場合は、検討候補の1つとして査定の依頼を行いましょう。
首都圏1都3県で売買仲介を展開。リースバックも対応可能。
- 大手ゼネコンの大成建設グループ
- リースバック査定と通常売却査定両方の査定依頼が可能。
- 大成有楽不動産販売買主のリースバックは仲介手数料が無料。
大成有楽不動産販売の「リースバックサービス」のまとめ・総評
大成有楽不動産販売は大成建設グループで母体の大きな会社となっています。
関東圏(1都3県)のみで展開していますが、2022年現在で34店舗を構えており、首都圏エリアに強みがある会社となっております。
大手不動産売買仲介会社がリースバックを行う場合、提携先を紹介する仲介業務として行っている場合が多い中、大成有楽不動産販売は自社買主として、直接リースバックサービスを提供している点が特徴です。直接取引により仲介手数料が無料となるメリットがあります。
リースバックをメインに事業を行っている訳ではないため、大手リースバック会社の商品と比べると特徴は少なくなっています。首都圏に特化おり、特に店舗があるエリアでの取引事例も多いため、売買価格やリースバック等の査定の精度は高いと言えます。
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